せっかく大掃除して不要品も整理したのに、あっという間に以前の状態に戻ってしまってガッカリしたという経験をしたことはないでしょうか。
キレイにしても、そのキレイを保つ術を知らないとこうした事態に陥りがちです。
整理するワザとともに、キレイを保つワザも覚えるようにしましょう。
すぐに散らかってしまう原因を探る
整理整頓されていた状態が長続きしないのには原因があります。
しかし、その原因は人によって異なりますので、家の中が汚い状態を見回して、どこが悪いのかを確認してみるようにしましょう。
たとえば、ものを出しても元の場所に戻さないので、乱雑になってしまうというパターンがあります。
また、元に戻そうとはするものの、収納が雑で汚く見えてしまうというケースもあります。
さらには、元々の持ち物が多いのでちょっと動かしたり出したりするだけで乱雑になってしまうという原因も多々あります。
こうした状況を調べて、我が家が乱雑になってしまう原因がどこにあるかを自覚するようにしましょう。
この第一歩を踏むことで、さらなる対策を採ることができるようになるのです。
それぞれのアイテムの置き場所をきちんと決める
アッという間に家が汚くなってしまう理由のナンバーワンは、元の場所に戻さないというものです。
そのため、整理した段階でそれぞれのアイテムの場所を決めて、それを変えないようにしましょう。
下着類はタンスの何段目、バッグはここに立てかける、リモコンはテレビのこちら側に戻すというように、それぞれの物に帰る場所を決めてあげるのです。
最初の内は実行するのを忘れてしまうものですので、タンスの中に仕切りを作ることや、定位置にメモを貼っておくなどの工夫をするのも良いでしょう。
確認しなくても思い出せるようになったら、そうしたマーキングを外していくことができます。
物を少なくすることを心がける
一応元に戻すものの収納の仕方が悪いのか乱雑になってしまう、すぐに物があふれてしまうという原因で、家が汚れてしまうのであれば、物を減らすというそもそも論に立ち返るべきです。
シンプルな家ほどスッキリきれいに見えるものですので、たくさん物があるというのはかなりの難敵です。
収納がうまくいかない、キレイに見えないというのも、物がぎっちり詰まっているというのが大抵の理由です。1つの棚にギチギチに詰めるのではなく、スペースを設けて収納すれば、全く見た目は異なります。そして、収納するのも楽ですので作業が速く済みます。
このように、家の中をキレイに保つには、原因を探りそれぞれの状況に応じて対応することが肝心です。日頃からキレイな状態を保っていれば、大掃除も模様替えも楽にできますので、日常の努力を大切にしましょう。