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女性には効かない?AGA治療薬「プロペシア」について

治療薬

AGA治療薬プロペシアをご存じでしょうか。
プロペシアはAGA(男性型脱毛症)の治療薬の名称で、若い世代を中心に増えているAGAの治療に貢献している薬です。

ここではAGA、プロペシア、AGA治療薬が妊娠中の女性が触ってはいけない理由と使用上の注意点、AGAの治療方法を紹介しています。

AGAとは

AGAは英語で「Androgenetic Alopecia」(アンドロアジェティックエイロペシア)と呼ばれます。
先述したように、日本語にすると「男性型脱毛症」のことです。

成人男性になるとよく見られる髪が薄くなる症状のことをいい、多くの男性は思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪の毛が後退してきたり、どこか一部だけ薄くなってきたりします。
その原因は食生活や遺伝、男性ホルモンの影響だと考えられているのです。

プロペシアとは

米国のメルク社が開発したAGA治療薬です。
世界60ヶ国でAGA治療薬として承認され、日本では、2005年にMSD株式会社が製造販売をしています。

一般名はフィナステリド。
プロペシアの形は円形、色は薄いピンク色をしています。
大きさも7ミリ、厚さ4ミリとかなり小さいAGA治療薬で、種類は1㎎と0.2㎎の2種類があります。

プロペシアは当初前立腺肥大症の治療薬として開発され、アメリカで認可を受けた後、抜け毛の減少や増毛の効果があると判断されてAGA治療薬として認可されました。

実際の効果については年齢によって比率が異なりますが、国内の臨床実験においては以下のような結果が出ています。

国内の臨床試験ではプロペシア1mgの1年間投与により58%、2年間で68%、3年間で78%の改善効果が認められています。
またプロペシア1mgの1年間投与により40%、2年間で31%、3年間で20%の現状維持効果が認められております。
プロペシアの正しい服用方法と処方【浜松町第一クリニック】

浜松町第一クリニックは、AGA治療の他にED治療にも力を入れているクリニックです。
このような臨床実験の結果をもとに、一人でも多くの患者にとって最適となる治療を心がけており、根本的な改善に取り組んでいます。

ED治療に限らず、AGAの治療も根気がいるものなので、このようにしっかりとAGAに対して理解があり、治療にも力を入れているクリニックを受診することが、改善の近道と言えるでしょう。

妊娠中の女性がさわってはいけない理由

プロペシアは前立腺肥大症の薬として誕生しましたが、妊娠中の女性がプロペシアに触ることは禁止されています。

大きな理由は、妊娠中の胎児の育成に影響が出る可能性があるからです。
特に、男の子を身ごもっている場合、男性器の生育異常を起こす可能性があり、生まれてくる子供にとっては人生に関わる問題となるからです。

このようなことを考えると、妊娠の可能性がある女性と一緒に住んでいる場合には、プロペシアの取り扱いに注意する必要があります。