MR認定試験とは
より素晴らしいMRになるために、MR認定試験という資格試験があります。
この資格がないと仕事ができないということではないのですが、仕事の品質を上げるために大変有意義な資格であるといわれていますので、求人情報ではこの認定試験に合格している人を応募資格としている企業がほとんどです。
これからこの仕事に転職したいと考えている方は、まず認定試験に合格することを目指しましょう。
認定試験の受験資格
認定試験の受験資格は、製薬会社で導入講習を受講して終了認定を受けるか、認定センターの基礎教育300時間を消化することが必要になります。
この講習を修了していないと、認定試験を受けることができません。
しかも、製薬会社での終了認定ではなく、認定センターで受験資格を得た人は、合格後実務につき、6ヶ月以上の実務を行うこと、さらに150時間の実務教育を修了しないと認定証を発行していただけないという、かなり厳しい決まりがあります。
営業職とはいえ、医療に関する仕事になりますので、人の命を預かっているようなものですから、やはり認定試験のレベルも高いということなのでしょう。
認定証には有効期間がある
認定証には有効期間がありますので、期限が切れてしまう前に更新する必要があります。
更新については、有効期限が切れる3ヶ月前から行え、仮に有効期限が切れてしまっても、5年以内であれば更新をすることが可能です。
更新時には保管教育を受ける必要があります。
製薬会社を退職してしまい、会社での保管教育が受けられなくなってしまった場合は、認定証の有効期限が切れる9ヶ月前までにセンターの保管教育通信講座の申し込みをして、受講する必要があります。
講座を修了して修了認定試験に合格したら、更新手続きが行えます。
ちなみに、勤めていた製薬会社を退職すると、認定証が無効になってしまうという噂があるようですが、そういったことはありません。
有効期限までは使えますし、期限が切れてしまっても、前述した通信講座を受けて修了試験に合格すれば、更新することも可能です。
認定証の有効期限が切れるまでに転職に成功すれば、企業での教育講座を受けることができるので、できるだけ職と職の間を空けないようにするのがポイントだといえます。
MR認定センターでは、さまざまな書籍の販売があったり、テキストの販売が行われていますので、より学びを深めたいという方は活用するとよいでしょう。
まずは認定試験に合格することが重要です。詳細についてはMR認定試験のホームページにさまざまな情報が掲載されていますので、アクセスしてみてください。