自社の新薬やそれに付随する関連製品情報などを把握する

MRの仕事は自社の製薬をよりたくさん取り扱っていただくことですが、この仕事の役割はほかにもあります。

まず、自社の新薬はもちろんのこと、それに付随する関連製品の情報や、最新医療の情報を医師に伝え、それを活用していただくということ。

医療は常に進化しており、学会などで医師たちも随時勉強されていますが、製薬会社でないとわからない最新情報というものもいろいろあります。
これらの情報を医師と共有するのは、医学を行っていく上でとても重要なことなのです。

参考サイト：医薬情報担当者

不治の病で困っている人を助けられる

新薬が出れば、不治の病で倒れている人を助けることができるかもしれません。
効果の高い薬があるけれど、副作用が強くて簡単に処方できなかったものが、新薬と併用することによって副作用を抑えることができたら、もっとたくさんの患者さんを助けることができるのです。

このようにMRが営業活動を行うことによって、日本の医療や患者さんたちに、大きく貢献している、重要な役割をもっています。

こうしたことからも、この仕事はとてもやりがいがありますし、それに伴った給与を得ることができるので、人気のある仕事であることはうなずけます。

人気はトップレベル

営業職の中でもトップレベルの人気があるようですから、今はなかなか就業することが難しいのだとか。
けれど、未経験からMRとして就業し、活躍されている方もとてもたくさんいらっしゃいますので、経験者でなければ採用されないとか、そういったことがないのもこの仕事のよいところであるといえるでしょう。

経験者でなくても、営業能力があり、勤勉であればすごい業績を上げられますし、逆に経験者であっても能力がなければ、業績は悪いまま。

採用担当は「この人にはMRとしての能力があるか」というのを実にしっかりと見極めています。
ですので、「自分は経験がないから」と諦めてしまうことなく、どんどんチャレンジしてみてください。

製薬会社は何社もありますので、1社応募して不作用だからといってあきらめてはいけません。
数社応募してそれぞれの企業の特色を理解し、会社に合わせた面接などの対応を行いましょう。

面接に成功する方法などもインターネットで情報が提供されているようですから、そういったものを参考にしてみてもよいと思います。

自分が仕事をしていることが、医療業界に大きな影響を与え、貢献しているんだという自覚を持ってお仕事をすることが、よいMRとしての心得であるといえるでしょう。