MRという仕事について
MRという仕事をご存知ですか?
私は数年前までMRという仕事をしていました。
MRとは、製薬会社の営業のお仕事。
主な仕事内容は、自社の製薬を病院などで処方してもらえるよう、医師などに営業をするのがメインの仕事。
ほかの業界の営業と同じように、毎日営業をかけて、販売ノルマをこなすことがお仕事になります。
営業といってもほかの業界と少し違うのは、飛び込み営業や、テレアポなどをして営業をかけるということはほとんどなくて、どちらかというとルート営業に近いということ。
入社したときに、担当の病院が決められ、そこを中心に営業に回ることになります。
医師とさまざまな話をする仕事です
営業では、医師とさまざまな話をします。
毎日のように病院に足を運んで医師と接見しますので、営業の話ばかりしていては相手をつまらなくさせてしまいますので、他愛もない話や、医師の趣味の話など、巧みな話術で医師に気に入ってもらえるように働きかけ、製薬を取り入れてもらえるよう努めます。
話をするだけでなく、MRは医師のお手伝いなども頻繁に行います。
隣りの病院にレントゲン写真を持っていくように指示されたり、そのほかにもちょっとした使い走りのようなことをさせられるのは日常茶飯事。
接待もかなり頻繁で、飛び込みがないとはいえ、営業の中でもかなりハードな業界だと思われます。
人と接することが大好きだったのでこの仕事を選んだ
なぜそんなハードな営業職を選んだのか?
薬科大で得た知識を活かせると思ったことはもちろんですが、人と接することが大好きで、学生時代は勉強の合間に少しだけ単発で販売のアルバイトなどもしていたので、できれば薬剤師などの内にこもった仕事ではなく、これまで学んだことを生かしつつ、いろいろな人と触れ合うことができる仕事をしたいと考えており、MRという仕事が浮かんだのです。
就職して3年目で結婚をし、その2年後に妊娠したことで会社を退職し、出産後今は子育てに専念しています。
ちょうど出産時期に主人の転勤が決まったので、小さい子を連れて両親と離れるとなると何かと不安だったので、主人には単身赴任してもらって、今は1人で子育てをしています。
寂しいと思うときはもちろんありますが、乳飲み子を抱えて知らない土地に行くのはすごく不安でしたし、主人は同業の仕事をしていて、帰りもすごく遅いので、育児ノイローゼの心配もありました。
今は両親が手厚くサポートしてくれているので、やはり単身赴任してもらってよかったなと思っています。
月に1、2度は帰ってきてくれるので定期的に顔を見ることはできますし、もう少し育児が落ち着いたら、私も主人の赴任先に行くつもりです。
ここでは、MRに転職したい方のために、私が働いていたときの情報をいろいろとご案内しているブログです。
ぜひご覧になってみてください。