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女性の働き方

会社に出社する女性

女性のMRの勤続年数について

女性のMRは勤続年数が短いといわれています。
その理由の大半であると思われるのが、やはり「結婚と出産」ではないでしょうか。

MRは基本的に転勤が多く、全国を定期的に回らなければならないということも多くあります。
そのため、結婚後転勤が難しくなると、辞めざるを得ないというのが現状のようです。
1回転勤があると、少なくとも2、3年はいないといけないので、その間ずっと別居生活であるというのはあまりよろしくありません。
男性が仕事を辞めて女性の転勤についていくというのは、まだあまり現実的ではないので、女性が仕事を辞めざるを得ないのでしょう。

それでも、子どもがいない場合はまだ転勤に対応することもできますが、出産して育児が始まると、余計に転勤が難しくなってきます。
子どもが未就学の時ならまだいいのですが、学校に行くようになって、度重なる転校というのは、子どもにとって大きなストレスとなります。
高校生になってからだと、学校を変わるためにまた試験を受けなければならないということもありますので、やはり転勤は難しくなってしまうでしょう。

勤続年数を理由に重要な仕事を任せてもらえない

こうしたことからどうしても勤続年数が短くなってしまいますが、「女性は勤続年数が短いから」と重要な仕事を任せてもらえないことも、女性MRの勤続年数が短い原因であるともいわれています。
勤続年数が短いからと仕事を満足にさせてもらえないことがストレスになり、他の製薬会社に転職してしまったり、MRという仕事自体を辞めてしまうという方も少なくないのだそうです。
これでは本末転倒なのですが、なかなか現状を変えるというのは難しいようですね。

ほかにも、接待などが多いハードな仕事になるので、体調を崩して業務の継続が難しくなってしまったり、自立神経失調症になってしまったりすることも、女性がMRとして長く働くことができない原因であると考えられます。
夜の接待などはセクハラまがいなこともまれにあると思われますので、そうしたことに対応できないと仕事をやめてしまう方も少なくない様子。

心身ともにかなり大変な仕事

営業の仕事というのは、MRでなくてもかなりストレスの貯まるものになりますが、MRは専門性が高く、学ばなければならないことも多い上に、営業職としての苦労も重なってきますので、心身ともにかなり大変な仕事であると考えられます。
女性はストレスなどで体調を崩しやすいので、こうしたことも勤続年数が短い理由であるといえるかもしれません。
より働きやすい環境が少しでも整うことを期待しつつ、女性のMRにはできるだけ頑張ってほしいものですね。