子どもにはのびのび育って欲しいと思う一方で、しっかりとしつけをして周りから見ても気持ちの良い子どもに育って欲しいとも思います。
この2つのバランスをうまく取るのが親の役目だとは思いますが、なかなか難しいものです。
厳しすぎても子どものためにならないでしょうし、かえって好き放題させておくとしつけのない、ダメな子どもになってしまいますので、上手にしつけるというのがなんとも難題に見えてきます。
ダメなものはダメという基準をしっかりと持つのが大事
親の私たちにとっては当然のことも、子どもには分からないことも多くあり、それを教えるのが一苦労ですね。
たとえば、食事の時間にみんなが座って食べているのに、一人食べ歩きを始めたりテーブルの上に乗っかってきたりします。
食事の時間は楽しくしたいとは思いますが、やはりダメなものはダメと教えていかないと、この先もずっと同じ状況が続くような気がします。
どこまで容認するか、もしくは成長を待つか、ということと、すぐに叱るなどしてしつけを行うべきかの境目を付けるのは難しいものですね。
しばらくすれば直りますよという意見の持ち主もいますし、その場その場で直していかないといつまでも変わらないという意見もあります。
要はバランスの問題だとは分かっているのですが、実際の場面、しかも考えてもみなかったようなことが起こると判断に迷うものです。
できるだけ教え諭すというスタイルをとりたい
直すべきことを子どもがしてしまったら、当然親としては教えなくてはならないのですが、その方法も様々です。
言葉で強く叱るケースもあるでしょうし、時には軽く叩くということもあるかもしれません。
でも、できるだけ教え諭して分かってもらえるように努力したいと思います。
叱ったりすれば子どもはすぐにやめますが、また同じことを繰り返してしまうことが多いようです。
というのも、単に怒られたから止めただけで、なぜそれが悪いのかが分からないからです。
そのため、どんなことにせよ、まずはどうしてそのことが悪いのか、他の人がどう思うのか、自分がどんな目に遭うかもしれないかを言うようにしています。
もちろん、一回で理解してくれることはほとんどないですし、すぐに止めてくれるわけではありません。
しかし、たいていの場合は繰り返していくと、何回目かで気付いて分かってくれます。
その方が、気持ちがいいですし、少しずつ道理を学んでいってくれているような気がします。
時には、強く叱る時も必要ですので、そのギャップというか差を付けるようにしています。
そうすることで、強く叱られた時は、本当に悪いことをしたんだという思いを持つことができるからです。
頭で考えているようにはしつけられませんが、ちゃんとしたルールを持って努力し続けていきたいと思います。